• バナバ

    バナバ

    堅く腐食に強く、色は赤くて明るいです。原産地では家具やボートカー、橋、電信柱、枕木や建物によく使われています。水中でも使えるため、経済的価値はチークに匹敵します。

  • モクセイ

    モクセイ

    パークのレストラン正門と側門には大量のモクセイを植えています。巷で言われる「八月十五のモクセイの香り」という言葉は旧暦です。モクセイの花は新暦では9月下旬が盛りです。モクセイの花の香りは爽やかでよくお菓子に使われます。中秋の名月の物語でも「モクセイを切る呉剛」に現れる不思議な木がこのモクセイです。

  • ガジュマル

    ガジュマル

    ガジュマルは台湾でよく見かける植物です。「ガジュマルじいさん」という呼び名は長寿なだけではなく、多くの「ひげ」があって、優しいお爺さんのようだからです。このひげは何でしょう。実はこれは気根といって、空気中の水分を吸収するものです。だから絶対に面白がって抜かないでくださいね。おじいさんのひげを抜くのと同じで、痛いんですよ!

  • メラルーカ・ロイカデンドラ

    メラルーカ・ロイカデンドラ

    常緑の大木で幹は白褐色です。こぶがよく見られます。樹皮は褐色または灰色で、弾力があり、スポンジのようです。毎年コルク層が形成されて新しい皮ができるため、古い皮は外へ押し出されますが、幹の上に一層一層貼り付いているため、木の幹は「ぼろを着ている」ように見えます。樹齢を知りたい時は、ミルフィーユのような樹皮層を数えると分かります。この木の樹皮のコルク組織は発達すると多層が脱落します。スポンジ質で弾力があるので、子どもはよくこれを採って遊んだり、消しゴム代わりにします。

  • クロマツ

    クロマツ

    このクロマツは子どもが飲む黒松沙士とは違いますよ。クロマツは日本原産で様々に形づくれるので、盆栽や風景樹木、寺や庭園で栽培されて防風林になったりしています。この材木も建築に使えます。マツは冬でも枯れず、樹齢が長く、外見も古めかしく優雅である事から、縁起の良い絵の中でよく白い鶴と一緒に現れ、貞節の硬さに例えられます。クロマツは種や接ぎ木で繁殖します。春は種まきの季節で、台湾では標高が高く寒い地域で成功しやすいです。

  • アカギ

    アカギ

    アカギは地元の木であり、寿命が長く、大木になることからガジュマルやクスノキのように地元の人たちから神の木として祀られます。アカギの老木は濃密な樹冠と褐色の粗く大きな幹がまるで人生経験を積んだ年配者のようなので、アカギは「重陽木」とも呼ばれています。葉の茎から3枚の小さな葉が伸びる「三出複葉」で、葉の縁は鈍い鋸刃の形です。その葉は乾かすとお茶の代用となり、果実が成熟すると甘い漬物にできます。台湾の低標高(1,500m以下)の老木四天王はガジュマル、クスノキ、アカギとフウです。

  • ホルトノキ

    ホルトノキ

    ホルトノキは常緑喬木で高さは約20-25mです。単葉互生で披針形です。一端が大きく膨れ、葉は濃緑色ですが、葉が落ちる前に赤く変わります。一念指揮を通じて落葉します。温暖湿潤な気候を好み、寒さにも耐えられます。台湾原生の植物で日本の本州西側、淡路島、四国、九州、インドシナ半島に分布します。

  • ナンヨウスギ

    ナンヨウスギ

    オーストラリア原産です。側枝は主幹に輪生し、水平に広がります。末端枝は密集し、円錐形の樹冠です。葉は細長く柔らかく、とがっていますが刺さりません。幹はまっすぐ伸び、高さは 30 mになります。側枝は輪生して水平に伸びて羽状になります。幼葉は線状針形でわずかに曲がり、古い枝は鱗状葉が三角形の卵のような円形を見せます。雌雄異株で球形の毯果です。果鱗の先端は反り返って刺さります。台湾ではあまり開花しませんが側枝が繁殖します。成長すると地表に広がり直幹とはなりません。樹冠は自然に円錐塔形となります。外見が美しく、成長が速く、世界の著名な庭園鑑賞樹木に選ばれています。。

  • ツバキ

    ツバキ

    新竹県政府は「ツバキ」を県の花に選び、本県の特色を増しています。本県は茶葉の栽培面積と生産量が台湾の3分の1以上を占めており、国内外で有名です。ツバキの形は様々で、直立したもの、枝が垂れているもの、横に張り出したもの、群生するもの、地表に沿うもの高さも一定ではなく、13~16mに達したり、数百年たってもわずか数十cmだったりします。ツバキは灌木類の花卉で大喬木の樹木です。葉は淡い緑から濃緑まで光沢のある色で、葉の縁は細い鋸刃、葉の先や根本、葉脈などの大きさと形はそれぞれ微妙に変化しています。茶花の様子はさらに変化に富み、花の形も単弁重弁と完全重弁があり、開花期には満開となります。花は変化に富み、花が無い時でも多くの様々な木の形と葉が楽しめます。本県は農業県で茶葉の生産が盛んです。ツバキを選んだのはまさに本県の農村が繁栄していく姿を表しています。

  • サガリバナ

    サガリバナ

    サガリバナの別名は恒春肉粽(台湾南部)、水貢仔(宜蘭)、墾丁之花(墾丁)、魔鬼樹(蘭嶼)、濱玉蕊や水茄苳などです。サガリバナ科の植物で開花時期は5月から翌年2月までです。花穂は1m以上に達し、花は上から下に順序良く開花します。長い花序が下がって穂状になり、一連一連の花が爆竹のようです。花の生命はわずか10数時間しかありません。開花すると淡く優雅でさわやかな香りがします。台湾の海岸で生育し、北台湾は基隆、宜蘭及び新北市が主な産地です。南台湾では恒春等です。近年は海岸の開発により野生数が激減しています。宜蘭ではすでに絶滅の危機に瀕している珍しい品種です。サガリバナの最大の特色は観賞的価値が高い花の他、根もしっかりしており、土壌が流失するのを防ぎます。そのため土壌保護に最適です。

  • クスノキ

    クスノキ

    清朝時代の李時珍は本草綱目で、クスノキの木材について多くの文章を書いています。そこで「章」の字のそばに木の字を加えて「樟樹(クスノキ)」の名としました。実際にはこれは正しくありません。「樟」の字は木の香りに由来します。「獐(シカ)」と「麝(ジャコウジカ)」は近い動物ですが、クスノキの香りは濃いため「樟」と名付けられました。動物の「獐」と同じ意味です。樟脳(現在ではほとんど化学合成品)が抽出でき、台湾の清朝から民国初期まで重要な輸出品でした。木質の芳香と耐水防虫で彫刻や家具に用いられます。これが台湾を半世紀以上も樟脳王国にしました。樟脳と茶葉、砂糖は「昔日の台湾三宝」です。台湾の植物のことわざに「一樟(クスノキ)、二瓊(ケイカ)、三埔姜(バンウコン)、四苦楝(センダン)、グアバは用なし」とあることからクスノキは極めて利用価値に富んでいることが分かります。

  • サクラ

    サクラ

    冬といえば桜の季節を思い出します。本パークには富士桜、八重桜、吉野桜、台湾山桜など80本以上の桜が植えられています。毎年1~3月になるとパークの桜が咲きます。特に北海道スキー場前の大通りは最初から最後まで桜の花が満開になる景色が見られます。

  • 小葉ウラン

    小葉ウラン

    短期の落葉喬木です。樹高は 5~10 mです。株高は 2~3 階の高さになります。幹は極めて真っ直ぐで、細長く、側枝が輪生して水平に広がります。階層がはっきり分かれ、葉が小さく、逆卵形をしていて、細やかで薄く、枝の端に群生します。落葉の際は赤くならず美しいです。新春に芽が出ます。

  • ナギ

    ナギ

    ナギはマキ科の常緑樹です。俗に山杉とも呼ばれます。葉対生で中脈がありません。多くの縦平行脈があり、種は核果状で球形、種托ははっきりしません。常緑喬木の高さは8から20mで、日陰や湿った土壌にも耐えられる著名な景観樹品種の一つです。材質はスギ似ていることから「山杉」という別名もあります。ナギは円錐状に整い、樹冠は庭園の美化に最適です。培地は水はけのよい砂質の土壌がよく、苗が成長する際に日照が十分であれば開花と結実は良好です。新竹県を代表する木として選ばれたのは「いつまでも若々しい」という意味があります。砂質の土壌がよく、苗が成長する際に日照が十分であれば開花と結実は良好です。新竹県を代表する木として選ばれたのは「いつまでも若々しい」という意味があります。

  • マキバブラシノキ

    マキバブラシノキ

    この花の花頂は枝に生ります。円柱形の穂状花序で、花弁が無く、鮮やかな赤いブラシのようで、人目を惹きます。開花期は冬の終わりから春夏までです。マキバブラシノキの花はメラルーカ・ロイカデンドラに似ていますが、こちらの花序が最も大きいものです。

  • シマトネリコ

    シマトネリコ

    クレヨンのような色合いで、硬くしなやかで優れた材質です。「鶏油」の木に似ていますが、こちらの方が色が白いので「白鶏油」(タイワンシオジ)と呼ばれています。外見が優美で、細長い翼果が風になびく姿は美しいです。樹液はカブトムシが好みます。

  • アキニレ

    アキニレ

    木の形が美しく、瀟洒です。樹皮にはまだら模様があり、枝葉は細かく密集しています。庭に単独で植えたり、複数植えたり、東屋や石と合わせても良いです。工場や鉱区の緑化樹としても栽培できます。アキニレは堅く、工業用材に適しています。茎の皮繊維は強靭でロープや人造繊維が作れます。根、皮、柔らかい葉は薬となり、痛み止め、消炎、解毒、熱をとる効果があります。外用するとやけどに効きます。葉は自然の農薬となり、アカグモを退治できます。

  • ソウシジュ

    ソウシジュ

    ソウシジュの木材は枕木や坑道用木材、農具、薪や炭、歩道の街路樹、景観樹としても適しています。子どもの頃外で皮膚をすりむくと、ソウシジュの柔らかい芽を間で柔らかくしたものを傷口に貼ると、傷が速く治りました。ソウシジュは台湾で最良の炭材で、昔の農業時代、政府は全国の公務員に家庭での調理用としてこの炭を配っていましたが、現代の人は想像できないでしょう。

  • トウサバモクマオウ

    トウサバモクマオウ

    全株が細い糸状の枝で、風がその隙間を通りぬけて木への圧力がかからないようになっています。強風の海辺でも大きく育ちます。この木は根にこぶのある非マメ科植物ですが、このこぶの中の菌が空気中の窒素を捉えるため、痩せた土壌にも耐えられるのです。トウサバモクマオウは風に強く、干ばつに強く、塩分に強いため、よく海岸に植えられています。

  • ユズ

    ユズ

    柚子は丸くて大きく「家族が集まる」ことの象徴です。柚子は中国語の「遊子(家を出て遠くへ行った家族)」と似た発音で、故郷を離れた家族が中秋の名月の時に家に帰って家族が一緒になろうという願いを表しています。「柚」はまた「佑(守る)」と発音が似ており、家族の無事を守るという意味もあります。また柚子は南昌の方言で「有子(子どもがいる)」と似た発音なんどえ、中秋の名月の時に柚子を食べることは子宝に恵まれることを表しています。