ベル電話

「止まない音」—小叮噹の音の不思議な旅

「電話」遊びをしたことがありますか。1本の糸を使って両端に小さな紙コップを繋ぎ、小さな電話を作ります。その電話を使って向こう側の友だちにヒソヒソ話をすることもできます。この糸が音を伝える媒介物、つまり媒質です。ベル電話はパイプの空気を利用して音を伝達します。音が限られたパイプの中を進むため、音波がパイプの壁に反射し続けて向こう側に伝わるのです。

考えてみよう⼀宇宙で生活する宇宙飛行士はどうやってお話しするのでしょうか。

ETのUFOハウス

UFOハウスは音源を楕円の焦点F′に電タスして、楕円の壁面を反射した後全ての音がもう一つの焦点Fに集まります。この原理を建物に応用して、2人が楕円の建物の2つの焦点それぞれに立てば、室内がうるさくてもはっきり会話ができます。

マックスウェルの通話器

離れた人と話す時、普通は手を丸めて口の前にあてて話をします。実はその手はスピーカーの役割を果たしているのです。その手は音を反射させてある特定の方向に集め、音のエネルギーを分散させずに保ちながら、音をより遠くまで伝えられるのです。

ターザンの叫び

音の大小を測る計測機器がデシベル計です。(デシベル)を単位として、デシベル数が大きいほど音は大きくなります。100でぃべるを超えると騒音となります。デシベルは音の強度の単位で、130デシベルを超えると超音波と呼ばれます。

考えてみよう
  1. みんな、周りにある音をよく聞いてみよう。何デシベルかな?
  2. みんな、どうやって騒音だって分かるんだろう?騒音は人にどんな影響を与えるんだろう?
◎ ア~アア~~…デシベルの秘密が分かったかな?!
0デシベル
何とか聞こえる音。そよ風に葉が揺れる音。
20デシベル
ささやき声。静かなオフィスの音。
40デシベル
時計の振り子の音。普通のオフィスでの話し声。
80デシベル
防音された自動車の中の音。にぎやかな街の音。
100デシベル
電車の騒音。鉄橋の下で鋭く響く警笛の音。
120デシベル→
飛行機のエンジン音。耳が痛くなる音。